MCP 連携で Claude Desktop からトレードデータを参照する

このガイドでは、MCP (Model Context Protocol) 連携を使って、Claude Desktop などの AI チャットクライアントから TraderIsMe のトレードデータを直接参照・分析する方法を説明します。API キーを 1 つ発行して Claude Desktop の設定ファイルに貼り付けるだけで、「先月の USDJPY のトレードを分析して」「勝率の高い時間帯は?」といった自然言語で自分のトレード履歴を AI に渡せるようになります。

MCP 連携は 全プランで無料で利用できます(ベーシックプランを含む)。

このガイドでできること

  • Claude Desktop から自然言語で TraderIsMe のトレードデータを取得
  • 口座一覧の取得、対象口座の選択、トレード履歴のフィルタ取得
  • AI に履歴を直接渡せるため、UI にない切り口の分析を自由に実行

必要なもの

ステップ 1: MCP API キーを発行する

  1. TraderIsMe にログインし、左サイドバーの「設定」を開きます。
  2. ページ内の「MCP 連携」セクションを開き、「APIキーを生成」をクリックします。
  3. 生成された MCP API キーの右側にある「コピー」ボタンでキーをコピーしておきます。

MCP API キーは、データ同期 EA で使う「口座識別 API キー」や機能 EA 用の「アカウント API キー」とは別のキーです。MCP 連携専用のものとして管理してください。キーが漏れた場合は同じ画面の「再生成」ボタンで無効化できます(再生成すると以前のキーは即時失効)。

ステップ 2: Claude Desktop の設定ファイルに追加する

Claude Desktop は claude_desktop_config.json という設定ファイルで外部 MCP サーバーを読み込みます。OS ごとの場所は次の通りです。

OS設定ファイルの場所
macOS~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json
Windows%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json

TraderIsMe の設定画面「MCP 連携」セクションでキーを発行すると、下に貼り付け用の JSON スニペットが自動生成されます。「コピー」ボタンでコピーし、上記の設定ファイルに貼り付けてください。

スニペットは次のような形式です(YOUR_API_KEY の部分にはステップ 1 で発行した MCP API キーが自動で入ります)。

{
  "mcpServers": {
    "traderisme": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "traderisme-mcp"],
      "env": {
        "TRADERISME_API_KEY": "YOUR_API_KEY"
      }
    }
  }
}

すでに他の MCP サーバー(例: filesystem, github 等)を登録している場合は、既存の mcpServers オブジェクトに "traderisme": { ... } のエントリを追加する形でマージしてください。JSON 構文エラーになると Claude Desktop が MCP サーバーを読み込めなくなるので、カンマの位置に注意してください。

ステップ 3: Claude Desktop を再起動して動作確認

設定ファイルを保存したら、Claude Desktop を完全に終了して起動し直します。初回起動時は npx -y traderisme-mcp がパッケージをダウンロードするため、数十秒かかることがあります。

起動後、入力欄のツール一覧(🔧 アイコン)に traderisme サーバーが現れ、以下のツールが登録されていれば接続成功です。

ツール名用途
get-accounts登録されている取引口座の一覧を取得
select-accountセッション内で操作対象の口座を選択(他ツールの対象になる)
get-trades選択中の口座のトレード履歴を取得(通貨ペア / 期間 / 売買方向 / 件数でフィルタ可)

実際にチャット欄で次のように話しかけてみてください。

  • 「登録されている口座を教えて」 → get-accounts が呼ばれて口座一覧が返ります
  • 「口座 ID 1 を選択して」 → select-account で対象口座を固定
  • 「先月の USDJPY のトレードを 100 件出して」 → get-trades が期間と銘柄でフィルタして返します
  • 「この履歴から曜日別の勝率を出して」 → 取得した履歴を AI 側で自由に分析

トラブルシューティング

  • ツール一覧に traderisme が出ない — 設定ファイルの JSON 構文エラー、または Claude Desktop が再起動されていない可能性があります。ファイルを JSON バリデータで確認し、Claude Desktop を完全終了(Cmd+Q / タスクトレイから終了)してから再起動してください。
  • 「認証エラー」や「Invalid API key」が返る — 設定画面で MCP API キーを再生成し、新しいキーで claude_desktop_config.jsonTRADERISME_API_KEY を書き換えてください。
  • npx: command not found が出る — Node.js がインストールされていません。nodejs.org から LTS 版をインストールしてください。
  • 口座一覧は取れるがトレードが空 — まず select-account で口座を選択しているか確認してください。未選択だと get-trades は空を返します。またその口座にトレード履歴が同期されていない場合も空になります(データ同期 EA のセットアップを確認)。

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