MT4/MT5 とのデータ連携をセットアップする

このガイドでは、MetaTrader 4 / MetaTrader 5 (以下 MT4/MT5) と TraderIsMe を データ同期 EA で連携し、残高・ポジション・約定履歴を自動でアプリに送信する手順を説明します。手動 CSV インポートを使わずに、チャートを開いている間は常に最新の取引データがアプリに反映されるようになります。

このガイドでできること

  • MT4 / MT5 の取引データ(残高・証拠金・約定履歴・オープンポジション)を TraderIsMe へ自動送信
  • 取引が発生するたびに、アプリのダッシュボード・カレンダー・AI 分析レポートに自動反映
  • データ同期 EA は すべてのプランで永久無料。機能 EA と異なり、利用中に通知メッセージが表示されることもありません

必要なもの

  • TraderIsMe アカウント(app.traderis.me
  • MetaTrader 4 または MetaTrader 5 ターミナル(取引業者のものをインストール済)
  • MT にログイン済みの取引口座(リアル / デモどちらでも可)

ステップ 1: アプリで口座を登録して API キーを発行する

まずアプリ側で、MT と連携する口座を登録し、口座識別 API キーを発行します。

1-1. 口座を登録する

  1. app.traderis.me にログインします。
  2. 画面左サイドバーのメニューから「口座」を開きます。
  3. 口座一覧ページの右上にある「+口座追加」ボタンをクリックします。
  4. 表示されたフォームで以下を入力して保存します。
    • アカウント名: 自分が識別しやすい任意の名前(例: 「XM リアル」「Exness デモ」)
    • 口座番号: MT4/MT5 にログイン中の口座番号(数字のみ)
    • ブローカー: 利用中の取引業者名
    • MT 版: MT4 または MT5 を選択
  5. 登録した口座が一覧に追加されたら、その行にある「詳細」ボタンをクリックします。

1-2. WebRequest URL を控える

口座詳細ページを開くと、上部に「WebRequest URL」という項目があり、https://app.traderis.me という URL が表示されています。この URL は ステップ 3 で MT に登録するものなので、コピーアイコンを押してクリップボードに保存しておきます。

1-3. 口座識別 API KEY を発行する

  1. 同じ口座詳細ページを下にスクロールし、「🔑 口座識別 API KEY」セクションを探します。
  2. セクション内の「+新規作成」ボタンをクリックします。
  3. キーが発行され、画面に フルキーが一度だけ表示されます
  4. コピーボタンを押してクリップボードに保存し、安全な場所(パスワードマネージャ等)に控えてください。

⚠️ このキーはこの瞬間しか確認できません。 ダイアログを閉じると以降は冒頭数文字しか表示されません(再発行は可能ですが、紛失した場合は古いキーを削除して新しいキーを作り直すことになります)。EA を仕掛ける PC の手元に確実にコピーしておいてください。

このキーが、データ同期 EA の入力パラメータ ApiKey に設定する値になります。

1-4.(補足)アカウント API KEY について

左サイドバー「設定」ページの下部に「アカウント API KEY」というキーがありますが、これは 機能 EA(自動ロット計算 EA など)のハートビート認証に使うキーで、データ同期 EA では使いません。データ同期だけが目的なら、この手順はスキップできます。

ステップ 2: データ同期 EA ファイルをダウンロード

下のボタンから、お使いの MetaTrader のバージョンに合わせて EA(コンパイル済みバイナリ)の zip をダウンロードしてください。全プラン・永久無料です。

MT5版ダウンロードはこちら

TraderIsMe-Data-Sync-EA-MT5.zip MT5

MT4版ダウンロードはこちら

TraderIsMe-Data-Sync-EA-MT4.zip MT4

EA ファイルを MetaTrader に配置する

  1. ダウンロードした zip を解凍します。中に TraderIsMe-Data-Sync-EA.ex4(MT4 用)または TraderIsMe-Data-Sync-EA.ex5(MT5 用)が入っています。
  2. MT4/MT5 のメニューバーから「ファイル → データフォルダを開く」を選択します。エクスプローラ/Finder でデータフォルダが開きます。
  3. データフォルダ内の MQL4\Experts\(MT4 の場合)または MQL5\Experts\(MT5 の場合)フォルダを開きます。
  4. 解凍した .ex4 / .ex5 ファイルをこの Experts フォルダにコピーまたは移動します。
  5. MT4/MT5 に戻り、左側の「ナビゲータ」ウィンドウ内の「エキスパートアドバイザー」を 右クリック → 「更新」 をクリックします。ナビゲータが見えない場合は Ctrl+N で表示できます。
  6. エキスパートアドバイザー一覧に TraderIsMe-Data-Sync-EA が表示されれば配置成功です。
プラットフォームファイル名(zip 解凍後)配置先フォルダ
MT4TraderIsMe-Data-Sync-EA.ex4データフォルダ内の MQL4\Experts\
MT5TraderIsMe-Data-Sync-EA.ex5データフォルダ内の MQL5\Experts\

ステップ 3: MT4 / MT5 で WebRequest URL を許可

EA がアプリのサーバーへデータを送信できるよう、MT 側で送信先 URL を「許可リスト」に登録します。この設定をしないと、EA を起動しても送信エラー(4060 など)が出続けて同期できません。

  1. MT のメニューバーから「ツール → オプション」を開きます(ショートカット: Ctrl+O)。
  2. 表示されたオプションウィンドウの上部にあるタブから「エキスパートアドバイザ」(または「Expert Advisors」)タブを選択します。
  3. WebRequest を許可する URL リスト」(”Allow WebRequest for listed URL”)のチェックボックスをオンにします。
  4. その下にある URL 入力欄をダブルクリックすると編集モードになるので、https://app.traderis.me と入力して Enter キーで確定します。
  5. URL がリストに追加されたことを確認したら、ウィンドウ右下の「OK」ボタンを押して保存します。

💡 入力時のポイント: https:// から正確に貼り付けてください。末尾に余分なスラッシュ(/)や空白が入っていると 4060 エラーになります。コピー&ペーストするのが確実です。

ステップ 4: EA をチャートに適用してパラメータを入力

  1. MT4/MT5 で任意の通貨ペア(USDJPY など、銘柄は何でも構いません)のチャートを開きます。
  2. 左の「ナビゲータ」ウィンドウの「エキスパートアドバイザー」を展開し、TraderIsMe-Data-Sync-EAマウスでチャート上にドラッグ&ドロップ します。
  3. EA 設定ダイアログが開きます。まず「全般」(Common)タブを選び、「自動売買を許可する」(Allow automated trading)にチェックを入れます。
    • ※ データ同期 EA は実際の発注はしませんが、EA を動作させるためチェックは必要です。
  4. 次に「パラメーターの入力」(Inputs)タブに切り替えます。
  5. 表示された ApiKey 行の「値」(Value)欄をダブルクリックして編集モードにし、ステップ 1-3 で発行した API キーをそのまま貼り付けます。
  6. 右下の「OK」ボタンを押してダイアログを閉じます。
  7. MT 画面上部のツールバーにある「自動売買」(AutoTrading)ボタンを確認します。緑色で点灯していれば有効、赤色なら無効なのでクリックして緑にします。
  8. チャート右上の隅に EA 名と 笑顔のアイコン(😊) が表示されていれば、EA が稼働中です。バツ印(✕)や悲しい顔は無効状態を意味します。

EA 入力パラメータ一覧

パラメータ説明必須初期値
ApiKeyステップ 1 で発行した 口座識別 API キー(データ同期用)。32 文字以上が必要です。必須

データ同期 EA の入力パラメータは ApiKey の 1 つだけです。送信間隔などは EA 側で自動管理され、ユーザーが設定する項目はありません。

送信タイミング

  • EA 起動時: 初期化直後に 1 回送信
  • 定期送信: 1 分ごとに自動送信(EA 内部で固定、変更不可)
  • ポジション変化時: 新規エントリー / 決済を検知して即時送信

ステップ 5: 同期されたか確認する

5-1. MT 側のログを確認

MT 画面下部にある「ターミナル」ウィンドウ(Ctrl+T で表示)の「エキスパート」タブを開きます。EA が正常に動いていれば、起動直後に以下のようなログが出力されます。

  • [TraderIsMe] Sync OK または HTTP 200 が表示されている → 送信成功
  • 赤色のエラーメッセージが出ていないこと

5-2. アプリ側のダッシュボードを確認

  1. app.traderis.me にログインし、サイドバーから「ダッシュボード」を開きます。
  2. ダッシュボード上部にある口座セレクタで、ステップ 1 で登録した口座を選択します。
  3. 選択後、画面に以下が反映されていれば連携成功です。
    • 口座残高 / 有効証拠金が MT 側と一致
    • 直近の約定取引が時系列に表示
    • オープン中のポジションが「保有ポジション」エリアに表示

EA を起動した直後はわずかなタイムラグ(数秒〜1分程度)があります。すぐに反映されない場合は、ブラウザを再読み込みしてみてください。

うまく同期されないとき

MT のエキスパートタブに以下のようなエラーが出ているときのチェックリストです。

  • 「API key is not set」アラートApiKey が未入力、または 32 文字未満。ステップ 1-3 で発行したキーをそのまま貼り付け
  • WebRequest error 4060 / 4014 → ステップ 3 の WebRequest URL 許可が未設定。https://app.traderis.me が一字一句正しく入っているか確認(末尾スラッシュ不要)
  • HTTP 401 / 403ApiKey の値が誤り。ステップ 1-3 で発行したキーを再度コピーし直す
  • HTTP 404 → 古いバージョンの EA ファイル。最新版を再ダウンロード
  • ログが全く出ない → MT ツールバーの「自動売買」ボタンが赤になっている、またはチャート右上のアイコンが笑顔でない。自動売買を有効化
  • ネットワーク切断 → MT4/MT5 のステータスバー右下に「切断」と出ていないか確認